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執筆者の写真須賀雅子

㊻「チラシ」

 新しいチラシが完成しました!

「Mako’s 話し方サロン」は今年、5年目の春を迎えますが、コロナ禍で縮こまっていた心を前向きに出来たらと考えるようになってきました。その中の一つが新しいチラシ制作でした。

我がサロンは、「IT部長」と私が勝手に命名した心強い友がサポートしてくれています。

アナログオバサンである私には本当に頼りになる存在なのです。

今回のチラシではその「IT部長」のご家族もサポートに加わって下さいました。出来上がったチラシを手にした時は、支えて下さっている思いの深さが心に沁みました。

さぁ!これで新たな気持ちで前に踏み出そうと考えていたら……またまた知りたがり虫が動き出してしまったのです。

そこで調べてみたのは「日本のチラシ」についてです。

 

それは江戸時代のこと、1683年(天保3年)に三越の前身である越後屋が使った「引き札」というものが「日本初のチラシ」だったと言われています。

見てみると、文字の羅列だけで現在のチラシのイメージとは違いますが、書かれている内容が画期的だったそうです。

 当時、呉服店に限らず、家賃や米、酒など様々な支払いはお盆と暮れにまとめて払うのが当たり前だったので店側は現金が手に入るまでの時間がかかり、その間に連絡がつかなくなってしまって現金の回収が難しいこともあったそうです。その他に資金借入の金利や集金の手間などを考慮して、かなり高い価格で呉服を売っていたのです。

庶民は木綿や麻でできた着物しか買えず、高級な絹や染め物は古着として買うしかなかったそうです。

そこで越後屋は、売れ残った呉服を古着として売ることにして、さらに当時の常識を覆して現金商売として大幅な値下げを始めたのです。

「日本初のチラシ」越後屋の引き札には「現金・安売り・掛け値なし」と記されています。

このチラシは大きな反響を呼び、配布後の売上は一挙に6割も増えたそうです。

実に素晴らしいチラシの効果ですよね。

私はというと常識を覆すようなことは出来ませんが……

「Mako’s 話し方サロン」では心と身体に爽やかな刺激を与えられる時間をご用意しております。

チラシを手に取った方の心が動き出しますように!



メッセージ、お待ちしております。

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